こんにちは。天野さやです。
皆さん、芝生にどんなイメージを持ってますか?
「子どもが遊ぶなら芝生が良さそう」
「コンクリートは高いし、劣化や暑さが気になる」
「砂利は猫にウンチされちゃうよね」
「消去法で芝生かな」
はい、上記は全て我が家の状況でした。
実家の庭も芝生でしたし、公園でくつろぐには芝生いいですよね。
手入れがこんなに大変なんだというのは、全く知らなかったです。
というか、調べたつもりだけど細かく調べなかったのか?
実家の庭もそんなにたいしたことやってなくない?と思ってたんでしょうね。
平日の昼に家にいることがないので、記憶になく、いいとこばかりを見ていたんだと思います。
我が家がしていた手入れ
夏に1、2回芝刈りをしていました。
雑草はすぐに生えるので、除草剤を何度かまく程度。
結構な肉体労働のため、そんなに広くもないのになかなか進まない。
2、3日に分けて作業していました。
伸びきった芝生は機械ではうまく刈れず、芝刈りハサミでの手作業。
今なら、わかります。このサイクルが良くなかったんですね。
こんな重労働、2回が限界でした。
でも、こんな重労働にしてるのは、自分のやり方が悪かったからだったんです。
刈るたびに思っていたこと。
- 芝生ってこんなに伸びるもん?
- 芝生のイメージが違う
- 刈った跡が、稲刈り後みたいになってるんだけど、これほんとに芝生??
- 何でこんなに太くて長いの?
正しい、芝生の手入れをしていなかったんですね。
芝生の手入れって何するの?
調べたときの、こちらの記事を参考にしてます。
芝刈り
梅雨の時期から夏場はすごく成長します。1週間でこんなに伸びる?くらい。
雑草もすぐにひざ丈くらいに成長します。ほんとに生命力ってすごいなと感心します。
見るたびに、
除草剤まかなきゃ。。。
とワーキングメモリをじわじわ攻めてきます。
この時期は、1週間に1回、少なくとも1ヶ月に1回は芝刈りしたほうがいいそうです。
頻繁に芝刈りすることで、芝が密になり美しい芝生になるだけでなく、雑草の侵入も防いでくれます。
こまめに刈ることで1回の作業負担が少なくなるようなイメージです。
また、芝刈りが出来ずに長くなってしまった場合でも一気に刈ってはいけません。
一度に刈らずに数回に分けて徐々に低く刈っていくそうです。
一気に刈ると軸刈りになってしまい、上の緑がなくなり、稲刈り後の様な茶色い茎が残ります。
また、元の緑の芝生に戻すのに時間もかかります。
(我が家がやっていたダメパターンですね…)
除草
一度雑草が生えたら、すごい勢いで広がっていきます。
芝生の根に絡まった雑草は、固くなかなか根本から抜けません。
芝生用の除草剤を撒いたり、しつこい雑草には強力な除草剤を筆につけて塗ったり。
夏は雑草との闘いになります。
エアレーション
芝生に穴を開けて空気を入れて酸素を与える作業です。
芝生を植えて時間が経つと土が固くなってしまい、通気性が悪くなります。
このような踏み固められた状態の芝生にローンスパイクなどで、穴を開けることにより、芝生の根に空気(酸素)を与えて芝生を元気にします。
年1回の作業です。
調べるまで知らなかったので、この作業はやっていませんでした。
スライシング
成長した芝生にターフカッターなどの専用道具を使って切れ目を入れることです。
古い根を切って新しい根を成長させる「根切りの」効果に加えて、土壌の通気性改善、水はけ改善、病気予防の効果があり、芝生の若がえりを促すことが出来るそうです。
年1回の作業です。
調べるまで知らなかったので・・・(以下略)
その他
それ以外にも、でこぼこになってしまった芝生に追加で土を入れる目土入れや、芝生の病気や害虫もあります。
ところどころ茶色くなってしまったり、美しい芝生には細かな手入れが必要になります。
初期の頃は飛び石と芝生の間にはっきりとした段差がありましたが、年々周りからの土が飛ばされてくるのか、芝生が成長しているからか、飛び石と芝生の段差はなくなっていました。
定期的な目土入れの作業により、地面の高さが少しずつ高くなってしまうため、最初の設計も大切なようです。
やめるまでにしたこと
芝刈りを外注するか検討してみた
夏場の芝刈りは大変です。押し付け合いになっていたので、外注したらいいんじゃないかと調べました。
便利屋さんのイメージでしたが、専用のサービスがあることが驚きでした。
やはり、みんなが求めているサービスだったんですね。
ダスキンには年間お手入れサービスまでありました。
芝生は維持したいけど時間がない、子育てが落ち着くまでの期間限定での使用などにはいいのではと思います。
道具をいろいろ揃えなくてすむのもいいですね。
検討した結果、我が家は二人とも芝刈り作業が好きではなく、芝刈りに取られる時間を他に使いたい、という結論が出たので芝生を撤去する方向になりました。
芝生撤去作業
コンクリート化の費用がなかなか高いので、自分たちで出来そうなことはやろうとなり、芝生をはがすことにしました(夫と義父が)。
まず、重さを少なくしたかったので、通常の芝刈りをしてカサを少なくします。
次にシャベルで正方形に切りながら、少しずつ芝生をはがしていきます。
この芝生の厚さが土をはらっても、10㎝以上あるのではないかというくらい、根がしっかりしていました。
芝刈りの比じゃないくらい大変!だったようです。ご苦労様です。。。(他人事感 笑)
軽トラック1台分くらいの芝生を市の粗大ゴミへ持ち込みます。
いくらかかるんだろうとビクビクしてましたが、処分料は4600円でした。
コンクリート完成 その後
実際コンクリートにして芝生より暑さは感じますが、暑いときは芝生でもコンクリートでも外には出ない。通るだけなら一瞬なので、そこまで気にならないです。
コロナで自粛中は縄跳びをしたり、ボール遊びをしたり、遊びやすくなった面もあります。
暑いときは水撒きをすると多少涼しくなります。
雨が降ったあとは滑らないように慎重に歩くようになりました。
芝生のときはバッタをよく見かけましたが、めっきり見なくなりました。
虫好きさんには少し残念なポイントかもですね。
余談ですが、芝刈り中に一番よく出会う虫は蜘蛛でした。
何でこんなにたくさんいるの?というくらい、たくさんいます。
↓撤去前の芝刈り後
近くで見るとところどころ茶色の部分があります
同じ角度ではないですが、コンクリート後
モサモサの芝生の写真を探しましたが、見つかりませんでした。
わざわざそんな写真残さないですもんね。笑
こちらの記事の写真の隅に少し映っているのが芝生です。
まとめ
いかがでしたか?
やめたほうがいいよ、と言いたくて書いたわけではなくて、知ってから始めた方がいいよという意味で書いてみました。
庭いじりが好きな人や、もくもくと作業するのが好きな人には芝刈りはストレス発散にもなるかと思います。
私も15分限定なら芝刈り少し楽しんでました。
向き不向きがあり、我が家の性格的には向いてなかったな、という印象です。
我が家が芝生をやめてしばらくした後、小さい道を挟んだ斜めお向かいさんも芝生やめていました。うん、うん、わかるよ!と普段目があったら挨拶程度ですが、親近感を感じました。
6年続けたけど、結局やめてしまいました。
最初からコンクリートにしておけば、無駄な費用もかからずにすんだのに…。
イメージ先行ではなく、自分に合う合わないを考えるのも大切なポイントですね。
どなたかの参考になれば、幸いです。